マーケット情報(2026年8月)
こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
私は、少し時間ができたので、花火職人がオフシーズンに何をしているのかを考えていました。おそらく、研究開発や製造をしているのではないかという結論に至りましたが、ホテル以上に繁閑の差が大きいビジネスなので、安定的に仕事を継続するには特有の難しさとノウハウがありそうです。
さて、8月のアパートメントホテルのマーケット概況をお知らせします。
マーケットの概況
お盆休みの終了に伴い、市場全体の宿泊需要は落ち着いています。
東京、大阪、京都の宿泊需要は、半月前と比較して3~6%程度減少しています。主なインバウンドゲストの国籍は、アメリカ、台湾、韓国、オーストラリア、スペインでした。
日中関係悪化に伴う中国人旅行客の減少の影響は継続しています(特に大阪は顕著です)。
当社運営ホテルの概況
当社が運営しているホテルについては、「OTAサイト上の口コミを高評価に維持する」「ゲストの国籍ごとに効果的なキャンペーンを打つ」「宿泊以外の付帯サービスを充実させる」といった施策を日ごろから徹底していることもあり、宿泊需要の減少に対する影響は限定的でした。
東京では、昨年よりも高い収益を投資家の方へ還元できたホテルもありました。東京は、日中関係の悪化に伴う中国人旅行客の減少による影響が限定的なので、ADRを高めていくための地道な努力が実を結んでいます。
今後も、収益の最大化にこだわり、投資家の方にご満足いただけるような運営を続けてまいります。
今後の販売戦略
東京と京都は、シルバーウィークや国慶節(中国の休暇)を中心に、需要が高まる時期の販売価格を引き上げて高単価予約の獲得を目指していきます。
大阪は、まずは稼働率を優先して高評価の口コミ数を増やしつつ、需要が回復する休暇シーズン以降は高単価での販売を目指します。また、顧客満足度の向上に向けて、付帯サービスの提供を拡大します。
アパートメントホテルは、収益のボラティリティが他の不動産アセットと比較して大きいという特徴があります。したがって、潜在的なリスクを識別して、そのリスクへの効果的な対応策を日ごろから立案し、実行していく必要があります。
今般の日中関係の悪化による中国人旅行客の減少は、政治的リスクの顕在化によるものです。当社は、創業以来、特定の国籍に依存せず、幅広い国籍のゲストの集客を意識した運営を行ってまいりました。これにより、市場のマイナスの影響を極小化しています。
インバウンドゲストの集客でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。